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新設計のCAT 315次世代小型油圧ショベルにより、大幅な生産性および効率の向上を実現

2020.03.12 建設機械事業部

北米、欧州、日本、オーストラリア、ニュージーランド向けリリース: 2020年3月 
リリース番号: 98PR20

コンパクトな設計で優れた性能を発揮する新型Cat® 315次世代油圧ショベルは、新しいパワートレーンとテクノロジを採用し、メンテナンスを簡素化して、性能、効率、生産性を高めています。新型油圧ショベルは、新設計の広々としたキャブにより、現行の315F Lおよび314F L(日本)モデルよりも快適な作業環境を実現します。コンパクトな設計で、オペレータはスペースが限られた作業現場でも自信を持って掘削、旋回、ダンプを行うことができます。

この新しい小型油圧ショベルにはさまざまな標準テクノロジが搭載され、従来と比べて整地の生産性が最大45 %向上し、15トンサイズクラスの中で最も生産性の高いCat油圧ショベルとなりました。請負業者は、315と互換性のある新しいCatアプリを使って、油圧ショベルの場所やメンテナンススケジュールをより適切に管理できるようになっています。標準搭載のProduct Link™では、油圧ショベルのデータが自動的に収集されるため、保有機械の管理改善に役立てることができます。

性能の向上

新型315油圧ショベルの先進的な油圧システムにより、パワーと効率の最適なバランスが実現され、315F Lと比べて生産性が最大8 %向上しています。新しく装備された電子油圧バルブは、効率が大幅に向上しているとともに、将来のテクノロジの進歩にも対応可能です。旋回トルクは10 %向上しており、斜面や現場での作業が大幅に効率化されます。また、駆動システムにより、ドローバのけん引力が14 %アップし、過酷な路面状況や斜面でも簡単に移動できます。新しいCat Advansys™バケットチップは、耐用年数の延長、優れた保持力、迅速な切換えを可能にしており、現場での稼働時間が最大限まで高まります。

パワーの向上した新型315のCat C 3.6エンジンは、最も厳しい米国EPA Tier 4 Final、EUステージV、日本オフロード法2014年(Tier 4 Final)排出ガス基準に適合しており、世界中の多くの市場での作業に柔軟に対応できます。スマートモードで操作すると、エンジンと油圧のパワーが掘削条件に合わせて自動的に変わるため、それほど過酷でない用途では燃料を節約できます。エンジンは、出力低下のない125 °F(52 °C)から-13 °F(-25 °C)の寒冷時始動機能まで、幅広い外気温度で機能するように設計されています。

テクノロジの拡大、生産性の向上

新しいテクノロジにより、油圧ショベルの生産性と効率が向上しています。標準装備のCat Grade with 2Dシステムは、Grade with Advanced 2DまたはGrade with 3Dにアップグレードできます。Grade with 2Dでは、掘削深さ、傾斜、水平距離が自動的にガイドされ、目標勾配に素早く正確に到達することができます。現場では、最大4つの深さと傾斜の目標を設定して時間短縮とコスト削減を実現できます。狭い場所で掘削する際の安全性が向上する新しい2D Eフェンスでは、事前に定めた作業エリア内にフロントリンケージが保持されるため、現場での危険を回避できます。また、キャブ干渉防止機能も標準搭載されています。

標準装備のCat Payloadにより、移動時に計量でき、旋回なしで積載質量のリアルタイム推定値が示されるため、オペレータによる正確な積載目標の達成と効率の向上が実現します。PayloadはVisionLink®と組み合わせることで、生産目標をリモートで管理できます。燃料消費量、積載質量の概要、故障コードなどの重要な稼働データは、標準装備のCat Product Linkによって追跡されるため、保有機械管理の効率が高まります。

新しいリモートフラッシュは生産スケジュールに合わせて機能し、315が最新バージョンの車載ソフトウェアで動作していることが容易に確認でき、高性能、効率の最大化、休車時間の最小化を実現できます。新しいリモートトラブルシュートでは、ディーラのサービスメカニックが診断試験をリモートで実行して潜在的な問題を特定でき、Product Linkで取得したリアルタイムの機械データは機械の生産性に影響を与えることなく分析されます。

シンプルで快適な運転

コンフォート、デラックス、プレミアムといったキャブスタイルから選択できる13 %大きくなった新しいキャブにより、オペレータの生産性が高まり、垂直方向の視界が60 %拡大しているため運転時の安全性が向上します。先進的なビスカスマウントにより、油圧ショベルのキャブへの振動フィードバックが大幅に低減されており、上へ折り上げることのできる左コンソールを使用すれば、オペレータのキャブへの乗降が容易になります。新しい標準装備の無線には、個人用機器を接続できるUSBポートと、Bluetooth®接続が備えられており、オペレータはハンズフリー通話を行うことができます。

新型の315デラックスキャブおよびプレミアムキャブのオプションには、大型の10 in(254 mm)の高解像度タッチスクリーンモニタがあり、オペレータコントロールを直感的かつ容易に操作できます。コンフォートキャブには、8 in(203 mm)タッチスクリーンが装備されています。ジョイスティックコントロールは、オペレータの疲労を軽減する人間工学に基づいた配置になっており、ジョイスティックの設定と推奨パワーモードは、モニタを介して固有のユーザIDにすばやく設定されます。

標準装備のリアビューカメラと右側のサイドビューカメラにより、作業範囲の視界がさらに向上します。利用可能な360度カメラシステムでは優れた視界が確保され、油圧ショベルの周囲にある物体や人員を一目で全面的に見渡すことができます。キャブの騒音低減性は改良され、キャブ内の騒音レベルが低減し、快適性が向上しています。冷暖房/換気システムは除霜機能が33 %向上しており、寒い朝でも迅速に作業を開始できます。

メンテナンスの軽減

新型Cat 315油圧ショベルは設計変更により、315F Lに比べてメンテナンスコストが最大25 %削減されます。燃料フィルタの交換間隔は500運転時間であり、油圧ショベルの新しい作動油フィルタはろ過機能が改善され、交換間隔が50 %長く3,000時間になっています。新しい逆止弁は、フィルタ交換時に作動油を清浄に保ち、システムの寿命を延ばします。キャブの新しいエアフィルタにより、清掃間隔は従来モデルの2倍になります。

フィルタの耐用年数とメンテナンス間隔は、キャブ内の高解像度モニタで追跡されます。日常メンテナンスのすべてのチェックポイントは地上からのアクセスが容易であり、2箇所に配置されたレベルゲージにより、エンジンオイルの地上または機械の最上部からの点検が可能です。Cat S∙O∙SSMポートには、地上からアクセスして油水類の分析用サンプルを迅速かつ容易に採取できるため、メンテナンスが簡素化されています。

新型Cat 315は、CONEXPO/AGG 2020のフェスティバルグラウンドに設置されるCaterpillarの屋外展示会場(#F4455)で展示されます。Cat 315油圧ショベルの詳細については、最寄りのCatディーラにお問い合わせいただくか、https://www.cat.com/ja_JP/products/new/equipment/excavators.htmlをご覧ください。

 

315製品仕様

エンジン

Cat C3.6

定格出力(ネット)、hp(kW)

110 (82)

運転質量*、lb(kg)

35,700 (16 200)

最大掘削深さ、ft/in(mm)

19’ 7” (5 990)

最大床面掘削半径、ft/in(mm)

28’ 6” (8 690)

最大ダンプ高さ、ft/in(mm)

23’ 8” (7 220)

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